gloomyfioreのブログ

フィクションです

4/6 深夜

 

 

愛とは儚いものである。世界が愛に溢れていることは事実だというのに、愛だけではどうにもならないことばかりである。

 

 

言葉とは脆いものである。いざという時には役に立たないものだ。本当の感情は、瓦解不可能なぐるぐる巻きの毛糸のようなもので、それを言葉にしようと解いてみても、どうしても齟齬が発生してしまう。そしてバカみたいに純粋な私は、その解いた綺麗な感情を本当の感情だと書き換えてしまうのだ。残された曖昧な部分は私の隅においやられ、どんどん蓄積されていってしまう。時にそれはわたしを救い、時に苦しめる。私はそれが嫌いではない。

 

欲望とは罪なものである。満たされた人間がつまらない事はずっと昔から分かっていたことであるが、満たされない人間がいつまでたっても寂しいことも私は知っている。舐め合うために傷付けあうのも甘く官能的な響きであるが、結局は身体の傷も心の傷も、治すことができるのは自分自身であるということに気付いた私は、並大抵の17歳ではないかもしれない。泣きながらご飯だって食べちゃうぞ